単車の合鍵はうまくいかず

雑感

午前中、4人の方に選挙管理委員会の承諾に関わる文書を提出してもらうために訪問した。かつらぎ町は、なぜだか、昔から選挙管理委員会の委員の推薦を議会が行うことになっている。地域を担当する議員が、分担して選挙管理委員会の委員の推薦を行う。地域の分担は市町村合併前の地域が基礎になる。笠田地域は、四郷地域と大谷地域を含む旧笠田町が担当エリアになる。文書を持っていきながら、いろいろな話をしてサインをいただき、今日の分としては3人分を議会に届けた。

午後は、事務所で会議があった。そのあと、紀の川市の名手にあるコメリに向かった。ホンダスーパーカブの合鍵の土台?が入荷したのでカギを持ってお店に行った。店内に入ると知人がいた。マスクをしていても誰だかすぐに分かった。
「ここで働いているんですか」
そういうやり取りをして、サービスカウンターの前に立った。
担当者がやってきた。小柄な女性だ。
「5分ほどお待ちください。ここでお待ちですか」
「店内でぶらぶらしています」
そう言って、カウンターから離れた。
商品を見て回るのは好きだ。いろいろな商品の棚の中を歩いていると、商品からのラブコールを感じる。「伝わらなければないのと同じ」というスティーブジョブズの言葉を、ここでも思い出しながら、棚に並んでいる商品を見ていると、スイマーがスタートラインに立って、水面を一身に見ている感じがした。
このさまざまなラブコールに反応しつつ、お風呂のカビ防止燻製器(もくもく煙が出て、カビ防止のコーキングを行うもの。銀イオンでコーキングするという製品)とパイプのぬめり・匂い取りのタブレットと液体を手に取ってサービスカウンターに戻った。

サービスカウンターのショウウインドウの上に手にしていた商品を差し出した。
女性から目の前に差し出された合鍵は、かなり大きなものだった。
「ホンダスーパーカブのKeyですよ?、大きくないですか?、車のKeyみたいですね」
「そうですね。大きいですね。単車ということで発注したんですが。これだと言われて。今日は単車で来ていないですか」
「車です」
「合わなかったら後日返品ください。返品かも知れませんね」
女性もなんだか不安になっているような感じだった。
うまくいくなかと思いつつ、棚から持ってきた商品と合わせて支払いをしようということになった。
「ペイペイは駄目ですか」
と問うと、
「クレジットカードになります」
と返事が返ってきたので、車の中にある財布を取りに戻った。
カードで決済をすると、レシートが吐き出されてきた。
「鍵が合わない場合は、このレシートを持ってきてください」
そう言われた。

袋を買わなかったので、両手で商品と合鍵を抱えて車に戻った。事務所に戻ってスーパーカブのKeyシリンダーに大きなKeyを差し込んでみた。Keyの太さがそもそも合わないので、Keyが途中で差し込めなくなった。
「やっぱり」
という感じだった。もう一度、コメリに行かなければならなくなった。前は高野口のナフコで合鍵を作ったので、コメリはあきらめてナフコに行こうと思った。

本日はかつらぎ総合文化会館で演劇鑑賞会の例会があったので、妻と待ち合わせて鑑賞することになっていた。
演劇は劇団NLTの『マグノリアの花たち』。アメリカ南部ルイジアナ州の小さな町の美容院を舞台にした、女性たちの友情を描いた物語だった。個性的な6人の女性の心の機微が描かれていて、心にしみる物語だった。しかし、演劇が始まると眠たくなってきた。原因は毎日の早朝配達にある。いつも夕方6時から7時過ぎまでの時間帯が眠たくなる。今日は夕方近くになると疲れてきたので、これは眠ってしまうなと思っていた。案の定、10分ほど眠ってしまった。うたた寝が終わると、しっかり演劇に集中できる。いつもこのパターンを繰り返している。


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雑感

Posted by 東芝 弘明