国民主権を貫いて103年

雑感

日本共産党の103年記念講演が、9月23日の14時から開かれる。オンライン記念講演会という形だ。
日本共産党は、8人の党員で1922年7月15日に創立されており、戦前の党員数は1000人を超えなかったようだ。こういう小さい日本共産党に対して、特高警察は治安維持法を根拠に徹底的な弾圧を加え、党中央委員会を解体に追い込んだ。

戦前の党の活動も含め、日本共産党は戦争反対と国民主権を貫いて活動してきた。日本共産党が、全国で展開してきたこの2つの観点での活動には、極めて深くて広い内容をもっていると思う。ひたすら具体的に国民主権を貫き、徹底して平和を求めてきた党の実践的な活動は、とくに日本の戦後の歴史に大きな役割を果たしてきたと思われる。それは、実際に活動している地方自治体の中における党員議員の活動によって、分厚いものになっている。

日本共産党は地方議会にとって、どうしても必要だという評価を寄せていただくことも多い。同時に日本共産党は、最も忌み嫌われ、最も攻撃を受けてきた政党であり、日本共産党という党名を嫌っている人も多い。多くの人の中には、日本共産党の活動を政党の活動から切り離して、その存在を視野に入れない人も多いと思われる。

しかし、住民の要求を実現してきた歴史には、さまざまなドラマがある。和歌山県に原発が一基も存在しないのは、日本共産党や原発反対の運動を行った住民の成果だった。
「原発誘致を食い止めたことが、ぼくの誇り」
そう語る議員が実際にいる。

「24年もかかったけれど、日本共産党が掲げ続けた学校給食を実現できた。住民の願いでもあったが、この努力の中心に日本共産党の議員団があったことは間違いない」
かつらぎ町でいえば、こういうことだろう。誰も議会で学校給食の実現を求めなかったときに、日本共産党の議員2人は、さまざまな角度から学校給食の実施を掲げてきた。地方自治体の中には、今では当たり前の制度になっているものも多いが、歴史を紐とくと、日本共産党の議員の足跡が残っていることも多い。

住民の要求実現こそが、国民主権を具体的に貫くもので、国民主権を豊かに実現するためには、要求の実現が不可欠だった。ぼくはそう思っている。住民の願いの実現こそが、日本の歴史をつくる。

雑感

Posted by 東芝 弘明